プロフィール

名前:大野克子、千葉県在住、MCS認定マザーズティチャー、TCS認定コーチ、NYLB研究所認定ポジティブ心理学コーチ

私にとっての『人生100年時代』は、自分らしい人生を生きる。新しいことに挑戦する。生き方の選択を自分で決め自らの足で歩む。そんな希望と変化を楽しむ時代がやってくると思っています。

これまでは、定年退職してその後の人生を第二の人生と呼んでいましたが、これからの『人生100年時代』は、自分次第で第三、第四といくつもの人生のステージをデザインして生きていく、そして可能性も大きく広がるでしょう。

これからの変化の激しい時代を生き抜くには…働き方、人間関係も変わっていくでしょう。あなたならどうしますか? 近い未来、少し先の未来を想像してみてください。

あなたが誰と、どう生きたいのか?最も大切にしたものは何なのか?自分に問いかけてみてください。

私も人生のステージを楽しみ模索しながら、自分らしく、そのステージに合わせて自らを柔和に変化させ、アップデートし続けていきたいと思っています。

<第一ステージ>

東京都目黒区で生まれ、4歳から品川区で育ちました。

私立東京女子高等学校卒業後、日本電気(株)に就職。私が就職して間もなく、両親は東京から千葉へ移住。私は住み慣れた品川の土地で一人暮らしをはじめたのが19歳の時でした。

大手企業で守らていた5年間のOL生活。そして夢を実現しようと転職。純粋だったし、世間知らず。そして世の中そんなに甘くはなかった。夢の実現には至らず。目標だったお風呂付マンション、海外旅行、高収入を手に入れたけど、毎晩家路に着くのは夜中で働きづくめ。体重は激減、心身ともにはボロボロになりました。

もう一度マイナスからの再出発。見失ってしまった自分を取り戻すのに時間が必要でした。

当時はバブル期絶好調で会社にも恵まれ、その中でやっと自分を取り戻すことができた。その後、時代はバブルがはじけて不景気になりますが、仕事は楽しくやりがいがあったし、恋愛や旅行、公私ともにとても充実していました。

<第二ステージ>

私が33歳の時、大好きだった母が脳出血で倒れてしまい、左半身麻痺、高次機能障害で介護が必要になりました。父一人で介護は無理だから私に一緒にいてほしいと言われ…

東京で10数年、一人築き守ってきた生活、収入、ステータスをリセットするの?

親が窮地の時、子として私がすべきことは…悩みに悩んで苦渋の選択でした。

親の介護のため、仕事を辞め、東京の生活をリセットする決断をしました。初めて土地 千葉へ居住を移し、母が回復したら、また東京に戻って再スタートしようと思っていましたが…住めば都。

4年後、今の夫と結婚。38~39歳で高齢出産でしたが二人の男の子に恵まれ、専業主婦になりました。専業主婦になってみたかった。それまで一人で生活も親の面倒も頑張ってきたから、誰かに寄りかかってみたかった。私達家族の新居の近くに、両親も引っ越し、子育てと両親との時間を大切に過ごしました。

2015年8月母が逝去。母が亡くなる少し前、父がアルツハイマー型認知症と診断される。私たった一人で朝昼晩と通いながら父の介護が始まりました。

昨日できたことが今日できなくなっていく。「言った」「聞いてない」でケンカもしたし、「お父さんは認知症なんだから忘れちゃうの」と父に自分が病気だということを理解させようと、傷つけ、怒らせてしまったり、何で私が…と嘆いたこともたくさんありました。いつもの優しい父と被害妄想で興奮する父の狭間で、毎日が張り詰めていました。辛いことがたくさんあったけど、なぜ頑張れたのか。それは、なによりも父を孤独にはさせたくはなかったし、寂しい思いをしてほしくなかった。だから頑張れたんだと思います。

私にとって介護とは、親への恩返しでした。”親が何もできなかった子供を育てていくように、今度は子が親のために、これまでしてくれたことを返していこう。それが親への最終章にできる恩返しなのだ”と。

最後の1年はグループホームへ入居しましたが、2017年11月父が逝去。私は介護を通して、両親からたくさんの成長の種をもらうことができました。父の病気を私自身が受け入れることで、なによりも優しくなれた。

介護と子育ては共通する部分があり、介護を通してたくさんのことを教えてもらえた。父と母には心から感謝しています。

<第三ステージ>

両親を看取り、二人の子供達も中学生と高校生。思春期であり、親から自立していくお年頃。私もそろそろ子離れして、次のステージかなと思いはじめました。

今の私にできることは何だろう。誰かの役にたつ仕事って何だろう。

子育てで悩んだあの頃。自分の子育ては正解なのか?育児書を何冊も読みあさって、不安だったし、迷いもあったし、ただ一生懸命だった。振り返れば、子育てしながら自分育てをし、一番成長できた貴重な時間でした。

私は、子育ても立派なキャリアだと思っています。今までの経験は、きっと悩めるお母さんの一番の理解者になってあげられるのではないか。誰かの役に立てるのではないか。そんな思いを抱いている時にコーチングに出会いました。そして、一人でも多くの人にこのコーチングを届けたいと思えたのです。

子育てを楽しんでますか?あなた自身の夢はありますか?やりたい事できてますか?

まずは、お母さんの心が満たされていれば、子供も満たされます。

そして子供の自己肯定感をあげるには、お母さんの声掛けひとつで子供の心は満たされて、可能性の翼を大きく羽ばたかせることができます。

そんなコミュニケーションを、一緒に学んでみませんか?

少し視点を増やすことで、お母さんも子供も笑顔になれます。子育てが楽しいと思えてきます。

あなたとお子さんの笑顔のために、ぜひお手伝いをさせてください。

MCS認定マザーズティチャー / TCS認定コーチ  大野克子

ページ上部へ戻る