金子みすゞの世界に魅せられて~『こだまでしょうか』

こだまとは、
「ヤッホー」と言ったら「ヤッホー」と返ってくるように、
相手の存在を “丸ごと受け入れる” こと。

子どもが転んで「痛い」といった時、あなたならなんて声を掛けますか?

私だったらなんて答えるかな…
心が子供に向いていたら「痛かったね」と共感してあげれるだろう。
心が自分に向いていたら(泣かれたら面倒くさいし、ここで泣かないでくれよ)
と内心思って「痛くない。強い子は泣かないよ。」と言っていたかもしれない。

金子みすゞ記念館の館長 矢崎節夫さんは次のようにお話ししています。

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 わが子が転んで「痛い」と言った時、
「痛くない」「我慢しなさい」と言ってないでしょうか。
一方的に否定し、一方的に励ますことで
「痛みは消える」「痛くなくなる」と思ってはいないでしょうか。
 
相手が「つらい」という時、
「つらくない」「頑張りなさい」というのは、言葉のいじめです。
 
僕を含めた多くの人たちは「忙しい」を理由に、
他者を〝丸ごと受け入れる〟ことを避けているのかもしれない。
 
痛いときに「痛いね」辛いときに「つらいね」とこだまし、
うなずくことが本当の優しさなのです。
 
一方的な励ましなんか必要ありません。その人の側にいてあげるだけでいい。
「あなたは一人じゃないよ」との心が伝わればいいのです。
 
相手を丸ごと受け入れ、こだましてあげることが本当の「優しさ」です。
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「痛いね」「つらいね」と言ってあげるだけなのに、自分の心の状態で受け止めてあげれない自分がいるんですね。
でも、そこに気づくことができたら、「優しさ」を与えてあげれるでしょう。

金子みすゞさんの詩の中には、
生あるものに対する優しさと感謝と慈しみがあふれている。
金子みすゞさんの心をもっと深く理解しようと思って読んでいくと
忘れかけていた人としての優しさと温かさを思い出させてくれる。

こだまでしょうか。 いいえ、誰でも。

どんな言葉をかけるかで、相手にどんな想いが届くかを
きっと全ての人に伝えたかったのでしょう。

そして、このインタビューを読んだとき
『マザーズ』のテキストが想い浮かび
『鏡の中のぼく』が想い浮かび
『天使の口ぐせ』が想い浮かびました。

今、私が伝えようとしていること、
90年前に金子みすゞさんが伝えたかったことと同じかもしれない。

マザーズコーチングスクールで、コミュニケーションを学ぶって?

自分でいいと思っていた声かけが、もしかしたら気づかずに傷つけてしまっていたかもしれない。
でも、そう気づくことで軌道修正することができる。
そして今まで自分のことを責めてばかりいた、褒めてあげることができなかった自分に対して
「私、良くやってる♡」「私、頑張ってる♡」って褒めてあげれるようになったんですね。

お母さんがご機嫌でいる♡ということは、家族にとってもすごーく大切なことなんですよ。

マザーズコーチングスクール認定ティチャー  大野克子

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